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癌になったことは自分を変えることにつながる。

私自身が13年前に乳がんを経験いたしました。今思い出しますと、不安の中で大変だったことや苦労したことは山のようにありました。その中でも先ず最初に直面したのは病院と医師の選択です。当時は今のように情報が少なくセカンドオピニオンという言葉がようやく流行り出したころです。初めてお会いする医師がどのような診断をし治療方法を考えているのかを自分自身で判断しなければなりません。

病院の選択は家から通院し易い距離であること。おそらく今はネットでの検索でそれぞれの癌についての経験豊富な病院や医師を検索することができると思います。私の場合はとりあえず家から通いやすい施設の整った病院を選択しました。幸いにも乳がんの見識の深い医師との出会いによってとても救われました。癌の宣告にしても治療にしても、家族の事も考えてくださり、こちら側に寄り添って話をされる医師でした。治療は10年にわたりましたが、長いお付き合いの中で診察以上に励みになったのは、その医師から毎年くださるお年賀状の温かい言葉でした。

人生の中で一番の選択を迫られる時かもしれません。自分一人で考え込まない事です。信頼できる医師と巡り合うためにアンテナを広げて情報を得てください。人との出会いによって気持ちも変化していきます。私は乳がんの経験で精神的には強く、人には優しくなれた気がします。